準決勝第1試合の分析

いやあ名無しってほんとにいいもんでした(シベリアの名無しさん)による観戦記

準々決勝で多大なる支援を頂いて準決勝に進出したシベリア超速報。
今度の相手は自作PC。IT連合の雄であり、準々決勝でジャニーズを破ってベスト４まで進んできた板である。
IT連合を始めとする同盟板の支援に加え、「決勝でシベリア対VIPなんて見たくねぇよ」という票が入ると予想された。今回の浮動票獲得は困難になると思われた。
5/22日夜、準々決勝以来人稲だったシベリア選対に数人が集まり、準決勝に向けての作戦会議を開始した。。
過疎板なので、気分はいつでも挑戦者。各自FLASHなどの支援物資作成や準決勝での新ラシ案を出してゆく。
そして、鋼鉄ジーグ ◆S6JEEGHbnIさんの一言を下地にして、仕事の早いAA職人さんを中心に新ラシ案が固まってゆく。
決戦前日には、挨拶まわり、支援ラジオ、物資作成、AA改変など、各自、自分が出来ることをこなしてゆく。
また、今回の試合は支援ラジオが飛び交う戦いになりそうだ。いろいろ強力だが諸刃の剣であるまとめラジオに加え、サワヤカイオンさんにも支援を要請。
23時頃挨拶まわり開始。人稲、時間無いでばたばたする選対。今から始めて大丈夫なのか？
1時、投票開始。萌え氷娘や泣けるFLASHなど燃料＆支援が投下される中スタートラシ。
最初はリードするも、朝まで差が一桁で一進一退の好勝負。ニュース系の支援をもらうも、自作PCさんも離されない。準々決戦以上の接戦。ここら辺で気になってくるのは無効票。今回は200程度との予想。
VIPは選対内で内部分裂していた。しかし、朝方に自由投票派とシベリア支援派に分裂、シベリア支援派がそれまでの遅れを取り戻すかのような連続ラシ攻勢をかける。ワクテカラシに幸せラシに念動力珍ラシ、生誕VIP周年ラシ、ゴルゴラシに昼のニートラシと、毎時間ぞろ目にあわせてラシをかけてくれる。一体あのネタと気力はどこから出てくるのか・・・。

14:30から少々遅れてまとめラジオ開始。15:06:01の氷点下57度ラシの実況もする。皆様方が各々考えついた寒い駄洒落が投票所にいつものブリザードとは違った寒波が吹き荒れる。寒さに慣れたシベリアの住民もさすがにここまで心に染み入る寒さになるとは思っていなかっただろう。そして、このラシからニュース系以外の票が増え始める。
なおもVIPPERのラシは続く。某カーチャンラシに稲沢ラシに化学ラシにも乗っかって、なす板ラシ(?)を決行する。
19:29:00、イルクーツクラシ。今回から繋がる鉄道AAになったイルクーツクラシだが、今までで最大規模になった。最果ての線路が壮大に投票所を埋めてゆく。100連を超える大型ラシになった。
イルクーツクラシの大成功に沸くシベリア選対に次々と支援物資が届けられる。そして、バカニュースさんの支援開始。十字架AAが目にしみる。
その後、ついにブリザードラシの最告知開始。シベリア最大級の合同ラシだけに期待と緊張が高まる。
九時前、週漫さんのラシ。嬉しい、かなりの人がシベリアに入れてくれた。次の試合、シベリアはVIP支援とわかっているのに・・・。思わぬ援軍に沸き返る選対。
そしてブリザードラシ。勝つためにはここで一気に引き離したい。しかし、「投票スレがない」。ブリザードラシはさらに一つの投票スレを本物のブリザードの如く埋める。そのままニートラシの時間に突入して、ブリザードラシは終わりが見えない。やっと終息したのが20分前後。約15分に及ぶ息の長いラシになった。
次は21板(！)もの板によるニュース系合同ラシ。ニュー速さんから告知が来るものの・・・AA容量オーバー。違うAAが発掘され、そこに職人の手によって手が加えられて、新しいAAが誕生する。ニュース系合同ラシまではこちらは耐える時間。自作さんが凄い勢いで追い上げてくるが、耐える。
22:25、ニュース系合同ラシ開始。AAが間に合わない所もあったが、すごい勢いで票がたたき込まれる。
残るラシはVIPのラシのみの状況になって、両陣営とも最後のスパートをかける。それにラストラシが混じって、投票スレに混沌とした状況を作り上げる。
投票終了。勝ってても負けててもいいようにお疲れさま会場が作られ、仮０を待つ。
仮０が出た瞬間、選対はため息に包まれた。無効コード五百票。自作さんとの差、七十票。―――負けた。
いつもの空気を保つ選対。「負けたか・・・」「お疲れ」「今までありがとう」など、お互いに声を掛け合う。色々な所から訪れた人が「仇は絶対とる」「俺たちの力が足りなかった」「シベリアはよくやった」「シベリア好きだよ」などと言葉をかけてくれる。今までお世話になったコテハン達も集まってきた。
そのような状況になって、やっと現実感が出てきたのか、力が抜けた人や悔しがる人、泣く人などが増えて、選対に来る人の応対さえ難しくなったため、翌朝から最後の挨拶まわりすること、これからもVIPの応援をすることを決めて、シベリアのトーナメント最後の夜は終わった。

ちなみにこの直後、敗北を嘆くかのような強烈なブリザードが襲来。選対スレや良スレを含む多くのスレが倒壊した。